代表からのメッセージ

みなさま、弊社ホームページにアクセスいただきありがとうございます。

当社は2002年にイギリスのエジンバラでスタートし、以来一貫して履歴書/職務経歴書のParsing(構文解析)技術に取り組んでまいりました。

今では日本語を含む36種類の言語が解析でき、世界で1500社以上の企業に利用されるまでに成長いたしました。日本ではほとんど、いえ、まったくと言って良いほど「Parsing」という言葉は定着していません。 これの大きな理由はやはり日本語の難解さにあると思われます。 口語としては日本語よりも中国語やベトナム語などのほうが難易度が高いとされていますが、これは複数の発音が複雑に絡むからですが、コンピュータが文脈を解析して必要な情報をシステムに取り込むという作業においては発音は関係がなく、文字の難易度がすべてになります。

英語だとアルファベットと数字以外には使われる文字はありませんし、中国語だと漢字とアルファベットと数字に3種類になりますが、日本語は漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字と、何と5種類もの文字で構成されています。 世界の中でもこれだけの文字が1つの言葉(文章)として混在している環境は大変に稀だということが、日本でParsing技術が浸透しない大きな要因になっていると思います。結果的に日本の人材業界や企業の採用部門においては、履歴書/職経歴書の管理に膨大な負荷がかかっていたり、あるいは適切な人材を見過ごしていたり、ということが起きています。

Daxtraは他社に先駆けて日本語のParsing技術を開発し、現在では十分に実用レベルに達しています。 もちろん今後も日本語Parsingの精度向上に努めてまいりますが、少なくとも商用レベルで日本語Parsingが提供できているのは弊社のみだという自負と責任感を持っております、

今までは香港からアジア全域のお客様の対応をさせていただいていたのですが、昨今、日本語での履歴書/職経歴書のParsingのために弊社を利用いただく企業も増えたため、満を持して2017年、日本での法人を設立させていただきました。

弊社のSolutionはParsingによるデータの自動取得のみならず、Internetに拡散している様々な情報から、皆様が必要としている情報を素早く集め、そしてそれらの情報を精度の高い検索エンジンで抽出するなど、人材情報の総合的なエンジンとしてご活用いただけます。

日本法人の開設によって、今後は皆さまと直接お会いして弊社の製品/サービスをよりきめ細かくご提供させていただけることとなり、皆様の生産性向上、ひいては業績拡大の一助になれるよう精進していきたいと考えております。

冒頭に申し上げたようにParsing(構文解析)はまだまだ日本では馴染みの低い領域です。少しでもご興味を持っていただけたら、お気軽に弊社にお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。

Daxtra Technologies Japan合同会社
代表 矢野広一